浮気の慰謝料は誰に請求できる?
2024/07/13
浮気が発覚した時、精神的な苦痛を感じるのは当然のことです。
その苦痛に対して慰謝料を請求できますが、誰に対して請求できるのかご存じない方も多いでしょう。
この記事では、浮気の慰謝料は誰に請求できるのかについて解説します。
浮気の慰謝料は誰に請求できるのか
配偶者
まず、浮気によって直接的に精神的苦痛を与えた配偶者に対して、慰謝料を請求できます。
結婚の誓いを破り家庭を裏切る行為をした場合、その行為による精神的苦痛を賠償する責任があるためです。
法律上でも配偶者が浮気をした場合、その行為による損害に対して責任を負うことが明確にされています。
浮気相手
浮気相手に対しても、慰謝料の請求が可能です。
ただし、浮気相手が配偶者の婚姻関係を知っていた、または知り得る立場にあった場合に限られます。
既婚者であることを知っていながら関係を持った場合、その行為は不法行為とみなされるため慰謝料請求の対象です。
反対に結婚の事実を全く知らなかった場合、慰謝料請求が難しいこともあるでしょう。
配偶者と浮気相手の両方
配偶者と浮気相手の両方に対して、慰謝料を請求できます。
慰謝料の負担額は責任の度合いによって比率が決まり、それぞれの割合での請求が可能です。
どちらか一方から全額の慰謝料を受け取りその後、慰謝料を支払った方がもう一方に対して求償権を行使する方法もあります。
まとめ
浮気の慰謝料は、配偶者・浮気相手・またはその両方に対して請求できます。
浮気による精神的苦痛を少しでも軽減するために、法的な手続きは正しく行うことが重要です。
慰謝料請求を検討する際は、専門家に相談しながら進めることをおすすめします。
『旭法探偵事務所』は、旭川市で不倫や浮気調査などのご依頼を承っております。
調査報告書は裁判の証拠としても活用できるため、お困りの際はいつでもご連絡ください。